ふと、思ってしまったんですね。
「あれは、どうすんだっぺ」と。
常総市内では既に統廃合によって廃園になった幼稚園があります。
今日もその廃園になった幼稚園の脇を通って行ったんですね。
その時ふと園舎の外壁に飾られていた“卒園記念制作”が目に入ったんです。（こども達の自分の似顔絵とか）
ここは既に廃園になった。
耐震性に問題があったと聞いているから建物を何かに使うことはない。
だから壊されるだろうと思う。
「では園舎が壊されるときに、園舎の外壁に飾られている卒業記念制作は、どうなるのだろうか？廃棄されるのではないか？地域の皆さんから寂しいという声を聞いているが、園舎がなくなり記念制作も廃棄でいいのか？」
市役所に確認しました。
①（今回私が気になった当該幼稚園は）年内に壊されて駐車場になる見通し
②指摘した制作物は写真に撮ってデータで保存済み
③それはどこかに公開する予定ではない
④現物は恐らく廃棄
まずここまで私はお話しましたが、この幼稚園の卒園というわけではありません。
それでも、仮に話し合いをしても同じく結論は廃棄だったとしても、全く検討する時間がないとしたら、それはどうなのだろうなと思うのです。
そしてこれから、同じように住民の感情とか、思い出とか、過去の記憶とか、扱う機会が増えると思うのです。
何せ小・中学校の統廃合は、常総市においてはこれから行われます。
「仮に制作者本人など、ほしいと言う方が現れた場合もらうことは出来るのか？」は現在確認中です。
残しても、もらっても、ということはあると思うのですが、たくさんたくさん地域で気持ちのお話を伺うので、自分なりに気持ちへの向き合い方として行動してみました。
