うまく動かない頭でなんとか言葉にします。地域のお話です。多分地方はどこも似た状況ではないかと思い、投稿します。
地域で体験した、大分生の話なので、言語化には自信がありません。私が感じた危機感が少しでも伝わればいいなと思います。

これは本当に聞いた瞬間衝撃だったのだけど、とある地区の方が「このままだとここが取り残されてしまう」と言った。
これがなぜ、衝撃だったのか。すぐ近くに現職の市議会議員がいる地域で聞いたからだ。

自治体内で、均等に地域割りをする訳ではないから、どうしても地理的に空白的な地域が出来てしまう。
これは致し方ないことではあると思う。
しかしだからこそ、自治体議員は、住民の代表として、地域に関わらず活動する意識を持つべきであると思う。
だが先ほどの台詞は違う。繰り返すが、空白地域で聞いた訳ではないのである。

空白地域の方も、誰か話を聞きに来てほしいという要望を持っていた。
だから、身近に議員がいない地域は特に想いを受け止めにいかなくてはと私自身思っていたのだが、まさか地理的に近くに議員がいるような方でさえ、「置き去り」の不安感を持っているとは思っていなかった。

もしかしたら、一人の方の話だから、特殊な事例なのかもしれない。

しかし常総市は、身近に議員がいない空白地域のある状態、かつ身近に議員がいる地域の人ですら「置き去り」の不安感を口にするような現状で、議員の定数を減らしてしまった。定数の削減にも、賛否はあると思う。

しかし、高齢化による人口と住民間の交流減少、投票率や自治会の加入率低下、そして議員の定数削減。
こうして並べてみると、地域社会の空白化というのが、恐ろしいことになっているような気がしてならない。
私や他の方が考えている以上に、地域が空白化、硬直化、そして形骸化している可能性、それを考えてもらう機会にしてもらえればと思います。

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