この写真の場所には猫が埋葬してあります。宣伝のようなことが適切かはわかりませんが、学んだことの共有になればと思い書きます。

13日夜、帰宅中に車にひかれた猫を見つけました。
もし死亡しているなら埋葬しようと思い近づいたのですが(以前そうしている方が知人にいたので、自分もそうしようという意識がありました)

「こいつ、まだ生きてる。」
瀕死ですが、生きていました。急いでとりあえず歩道に移し、どうしたらいいかわからなかったので、自分より動物に詳しい方へ電話。


「地方の動物病院なら、住居と病院が一緒で、出てきてくれるかもしれないから、自分で担ぎ込みなさい」という助言をもらったので実行。
病院に着くまでも猫の息は荒かったです。

病院に着いてから「ひかれた猫を拾ったのですが、対応お願いできますか」と伝え、診てもらったところ

「治療だとすると20万くらいかかると思います。」
さすがにそれだけのお金はありませんから

「治療でなければどうなりますか」

「安楽死で2万円です」

獣医さんと相談の上、安楽死を選ぶことに決めました。
費用もでしたが、治療したあとも責任をもって飼うことは出来ませんから、それも理由でした。見たところ、もう大人になってしまっていて、人間に慣れることのない野良猫だったようです。

処置後、埋葬まで責任をもちたかったので、遺体は引き取りました。
獣医さんへ、処置後のことに助言を求めると

「哲学的に言えば、埋葬して微生物に分解してもらって、自然に循環させるのがいいと思います」
と言われました。念のためで動物霊園も紹介してもらいましたが、こちらは重量計算で恐らく費用は二万円程だろうということでした。

一晩経って、家族にも埋葬に協力してもらいました。

緊急の時こそ、自分がどうするか問われるのだと思います。今回はとっさに試されましたし、学びになりました。周囲の協力もあり、最大限命に失礼の無い対応は出来たかと思います。

これからも命に対して一貫した対応をしていければと思います。

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